天然成分が良いとは限らない
サプリメントや健康食品のCMやパンフレットでは、天然成分を使用していることをアピールしているものが多いです。
化学物質や合成というような言葉をアピールしていることはないでしょう。
それは、天然成分を使っているほうが、消費者の印象が良いからです。
しかし、必ずしも合成されたものよりも天然の成分のほうが良いものであるというのは誤解です。
私たちの体の中には、合成されたものも多くありますから、合成物質というだけで悪いものとは言えません。
同様に、天然物質だからと言って、全て良いものだと言うこともできません。
例えば、ビタミンCなどは、天然のものと合成されたものどちらも存在していますが、化学的に見るとどちらも全く同じものです。また、製造コストから言えば合成物質の方が圧倒的に安いです。
中国から輸入した天然物質が、重金属などに汚染されていたということも実際に起こっています。
植物系のものなら、農薬が入っている場合もありえます。
これらのことから、必ず天然物質が良いと言い切ることはできません。
天然成分配合製品は価格は適正か
今日では、天然成分ということがセールスポイントになる風潮があり、実際に製造コストもかかっているとは思いますが、必要以上に高い価格設定になっているものも存在していたり、過剰なセールストークなどが問題になっているケースがあります。
例えば、合成物質より天然成分の方が製造コストが20%高くても、販売価格は60%高いということもあります。
それでも天然成分にこだわって商品を購入する必要があるかを検討する必要があります。
どう考えるかは購入者の自由ですが、こういった事実を知る必要があると思います。
適正な品質管理されているか
先ほどの天然成分が汚染されていたという話ですが、これについては採用したメーカーにも問題がある言えます。
消費者が採用されている植物が農薬などで汚染されているか、有機栽培で作られたものなのかを判断することは大変困難です。
適切な品質管理をしている会社や規模の大きいメーカーなどであれば安心することができます。
このようなことから、最近の育毛サプリメントでは、製薬会社などに義務付けられている厳しい品質管理基準(GMP)に準じた品質管理のもとに製造しているということや国内工場での製造をアピールしている商品が多数あります。
安心できる販売会社を見るひとつの指標にできるのではないでしょうか。
高い品質管理をセールスポイントにしている育毛サプリの一例
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育毛サプリは天然か合成かチェックポイント
- 天然成分であってもリスクのあるものもある
- 合成成分であっても安全なものも多くある
- サプリメントは天然成分・合成成分の問題ではなく、高いレベルの品質管理が求められる
- メーカーの信用性を考慮して購入することで、配合成分の安全性が高まる