育毛サプリって口から飲むものだから、副作用とか心配とかが怖いんですけど...
何度かそういった話を聞いたことが聞いたことがあります。
確かに、育毛サプリの公式ページにも、副作用について書かれていることがありますよね。
大丈夫ですよ。正しい使い方をすれば基本的に育毛サプリに副作用はありません。
ここでは、育毛サプリメントは比較的安全な薄毛改善方法だということをお伝えします。
このページの内容
育毛サプリは普通のサプリと同じく副作用の心配は少ない
少し古いですが、2000年の厚生労働省の報告書では、サプリメントの定義は次のように書かれています。
サプリメント
栄養成分を補給し、または特別の保健の用途に資するものとして販売の用に供する食品のうち、錠剤、カプセル等通常の食品の形態でないもの。範囲は、ビタミン、ミネラル、ハーブ、その他の食品の成分。
簡単に言うと、栄養素を集めた健康食品のことです。
つまり、副作用の心配は少ないのです。
日本でもサプリメントの利用者は増加中
日本よりも貧富の差が大きいアメリカでは、医療費は大きな負担になっています。
だから、できるだけ病院に行かなくても良いようにサプリメントを使って栄養成分を摂っているのです。
日本でも1996年からサプリメントの販売が増え、爆発的に使われるようになっているんです。

[引用:消費者の「健康食品」の利用に関する実態調査(アンケート調査)]
消費者の「健康食品」の利用に関する実態調査(アンケート調査)では、約75%の日本人が一度はサプリメントを使ったことがあるようです。
しかも、幼稚園や保育園に通う15%の幼児も使用しているようで、日本でもとても普及しているものなんです。
副作用があるのはAGA治療薬
勘違いしている人も多いようですが、育毛で副作用が知られているのは、「フィナステリド」や「ミノキシジル」といったAGA治療薬で言われていることがほとんどです。
そのAGA治療薬の副作用も、他の一般的な医薬品と同程度のもので、特別危険なものではないのです。
フィナステリドの副作用
- 頭痛
- 腹痛
- 下痢
- 眠気
- 性欲減退
- 勃起機能障害(ED)
- 肝機能障害
ミノキシジルの副作用
- 体重増加
- 全身の多毛症(体毛が濃くなる)
- 肝機能障害
- 手、足、顔のしびれ、痛み、むくみ
- ニキビ
- 心臓への負担(動機、息切れ)
- 高カリウム血症
- 多臓器不全
- 意識障害
- 頭痛
育毛サプリの中身は髪を作る効果が期待できる栄養素
サプリメントは栄養素を詰め込んだ健康食品だと説明しましたよね。
具体的にどんな成分が入っているのか例を出してみましょうか。
育毛サプリに入っている成分例 | |||
---|---|---|---|
αリポ酸 | アガリスク | アミノ酸全般 | アルギニン |
アロエ | イソフラボン | イチョウ葉エキス | カプサイシン |
ケラチン | コラーゲン | コンドロイチン | サポニン |
シクロユーカレノン | シスチン | ノコギリヤシ | はちみつ |
ヒアルロン酸 | ビタミン全般 | フィーバーフュー | プエラリア |
プラセンタ | マグネシウム | ミレット | リグナン |
リジン | 亜鉛 | 昆布仮根エキス | 卵白ペプタイド |
育毛サプリは安全な薄毛対策アイテム
ビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養素とハーブや漢方などに使われる植物が中心です。
いつもの食事に入っているものがほとんどで、他のものも海外では昔から使われているものです。
育毛サプリは、副作用の危険性がとても低いことがわかってもらえると思います。
育毛剤には炎症・肌荒れの副作用がある
では、薄毛対策でもっともメジャーな「育毛剤」には副作用は無いのでしょうか?
皮膚に合わなかった場合、発疹・かゆみ・かぶれなどの副作用が出ることがあります。
ネット上の口コミなどを見てみると皮膚のトラブルを良く見かけます。
下手をすると、程度に大小はありますが育毛剤の方がAGA治療薬よりも副作用の発症率で言うと高いかもしれません。
育毛剤が肌に合わなかったというだけでなく、頭皮を清潔にしていない状態で育毛剤を使うなど、使い方に問題があることも少なくありません。
サプリは相互作用と過剰摂取に注意
安全なサプリメントの中で、注意しなければならないのが「相互作用」と「過剰摂取」です。
相互作用による副作用
薬とサプリメントを併用して使う場合、その組み合わせによって相互作用による副作用が起こることがあります。
同じあるいは逆の効果のある薬を摂取することによって、過剰な効果または効果を弱めてしまう作用のこと
- 医薬品と相互作用の例 -
医薬品の種類 | 相互作用のあるサプリメント・健康食品 |
---|---|
HIV(エイズウイルス)感染症の治療薬 | セント・ジョンズ・ワート、にんにく、ビタミンC |
うつを改善する薬 | ウーロン茶、カフェイン、セント・ジョンズ・ワート、大豆、高麗人参、ビール酵母、ビタミンB2、緑茶 |
エストロゲンを含む薬 | アセロラ、ウーロン茶、カフェイン、カルシウム、クズ、緑茶、レッドクローバー |
冠血管への血流を増やす薬 | アルギニン |
肝臓に有害な作用を示しやすい薬 | ビタミンA、ブラックコホシュ、紅麹、メリロート、緑茶 |
血圧を下げる薬 | DHA、EPA、アルギニン、カリウム、カルシウム、クコ属、コエンザイムQ10、ザクロ、ショウガ、唐辛子、マグネシウム、ヨウ素 |
血液を固まりにくくする薬 | DHA、EPA、イチョウ葉エキス、ウーロン茶、ウコン、オリーブオイル、カフェイン、クズ、クロレラ、グルコサミン、ショウガ、タマネギ、高麗人参、唐辛子、ナットウキナーゼ、にんにく、バナジウム、ビタミンE、メリロート、緑茶、レッドクローバー |
血糖値を下げる薬 | BCAA、α-リポ酸、ウーロン茶、オリーブオイル、カフェイン、ギムネバ、クコ属、クズ、グルコサミン、桑、サイリウム、ショウガ、タマネギ、高麗人参、ナイアシン、ニガウリ、バナジウム、バナバ、ブルーベリー、マイタケ、緑茶 |
口渇的な作用を示す薬 | ビタミンB2、ホスファチジルセリン |
抗ガン薬 | α-リポ酸、亜鉛、グルコサミン、コエンザイムQ10、ビタミンC、ビタミンE |
甲状腺ホルモンを含む薬 | 鉄、紅麹 |
抗生物質(キノロン系) | 亜鉛、ウーロン茶、カフェイン、カルシウム、鉄、ホエイプロテイン、マグネシウム、マンガン、緑茶 |
抗生物質(テトラサイクリン系) | 亜鉛、カルシウム、鉄、ビタミンA、ホエイプロテイン、マグネシウム、マンガン |
骨格筋を弛緩させる薬 | マグネシウム |
コレステロールを下げる薬 | β-カロテン、セレン、ナイアシン、ビタミンC、ビタミンE、紅麹 |
真菌感染症の治療薬 | ビール酵母 |
神経を興奮させる薬 | カフェイン、高麗人参 |
鎮静薬 | セント・ジョンズ・ワート |
光への過敏性を高める薬 | セント・ジョンズ・ワート |
非ステロイド性の抗炎症薬 | クロム |
避妊薬 | ウーロン茶、カフェイン、クズ、セント・ジョンズ・ワート、にんにく、ノコギリヤシ、緑茶、レッドクローバー |
偏頭痛の治療薬 | セント・ジョンズ・ワート |
骨吸収抑制薬 | カルシウム、鉄、マグネシウム |
麻薬性鎮痛薬 | セント・ジョンズ・ワート |
免疫機能を抑える薬 | エキナセア・クロレラ、スピルリナ、高麗人参、乳酸菌 |
過剰摂取による副作用
通常の医薬品なら、お医者さんの指示がありますが、サプリメントの場合は基本的にそのような指示はありません。
不安な場合は、あなたが服用している薬と併用してはいけない成分について医師に相談すれば問題はありません。
そして、サプリメントに限らず食事からでも過剰摂取すると悪影響がでます。
食事から十分な栄養素が摂れている場合には、サプリメントを飲む量を調節するようにしましょう。
通常販売されているサプリメントは過剰摂取にならないよう、栄養素の配合量が調整されているので基本的には安全です。
あなたの食事内容によって調節するようにしましょう。
各栄養素をどれくらいまでなら摂って良いかは年齢や性別によってもことなります。
厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準 」で目安を定めていますので、各栄養素の摂取限度を知っておくのも大切です。
育毛サプリの副作用まとめ
基本的にサプリメントは、栄養素や天然植物の成分が抽出されたものなので、副作用の可能性は低いことがわかってもらえたと思います。
育毛サプリは、髪を作るために必要な栄養素の補給とAGA(男性型脱毛症)を抑えることができる成分が配合されているものなのです。
また、もっともポピュラーな薄毛対策の育毛剤よりも副作用の可能性は低いのですから、育毛サプリは使い方さえ間違わなければ十分に安全な薄毛対策と言えます。
他にも、育毛剤と比べて育毛サプリを使うメリットはあります。
- 頭皮に塗る必要がないからベタつかない
- 乾燥肌でも脂性でも関係ない
- 高い吸収力で内部から改善
- 育毛以外にも良い効果が期待できる
- どこでも簡単に手軽に飲める
- 副作用の心配が少ない
- 長期間継続しやすい
AGA治療薬との併用も問題はないので、育毛サプリはとても使い勝手が良いのです。
育毛剤と比べて安い商品がほとんどなので、一度試してみてはいかがでしょうか。
今までいろんな対策を試しましたが、私の場合はAGA治療薬のフィンペシアに育毛サプリを追加してから、効果が出ていることを実感しています。
当サイトでは、実際に使っておすすめできる育毛サプリを紹介していますのでよろしければ参考にしてみてください。