育毛剤を使って薄毛対策を行うに当たり、次のような症状が出ている方はいませんか?
・頭皮がむずむずとかゆくなる
・頭頂部を掻き毟りたくなる
・ピリピリとした痛みを感じる
頭皮にかゆみや炎症が引き起こされると、本当に薄毛に効いているのか不安になりますよね。
すべてのかゆみに問題があるわけではありません。
ここでは、育毛剤で頭皮がかゆくなる原因についてまとめてみました。
育毛剤を使って頭皮がかゆくなる原因
育毛剤に配合されている成分で血行が良くなっているから
育毛剤の中には、血行を促して頭皮の血流を良くする成分が入っています。
血行不良で毛母細胞に酸素や栄養素が行き渡らないのは抜け毛や薄毛の大きな原因ですので、血行促進効果はとても大切です。
血行促進が目的で育毛剤に配合されている代表的な成分は次の5種類になります。
- リンドウ科の植物から抽出した「センブリエキス」
- 朝鮮ニンジンから抽出された「ニンジンエキス」
- ショウガの根から抽出された「ショウキョウチンキ」
- 化合物の「ジフェントドラミン」
- ビタミンの一種の「ニコチン酸アミド」
これら育毛剤の成分の効果で血行が良くなって頭皮がかゆくなっている場合は、あまり神経質になって考える必要はありませんよ。
運動後や入浴後に身体が温まってかゆくなっている現象と同じですから、育毛剤の使用による頭皮の血行が促進されている証拠です。
刺激が強い成分が入っているから
育毛剤の中に頭皮や髪の毛に刺激を与える成分が入っていると、かゆみや赤みなどの炎症が起こる原因になってしまいます。
特に、乾燥肌や敏感肌でトラブルが引き起こされやすい人は十分に注意しないといけません。
人工添加物による影響で刺激を受けて頭皮がかゆくなる状態は決して良いとは言えないため、肌トラブルが引き起こされやすい人には無添加の育毛剤がおすすめです。
無添加の育毛剤は頭皮や髪の毛への安全性を考えて、次のような添加物を全て除去しています。
- アルコール
- パラベン
- 石油系界面活性剤
- シリコーン
- 鉱物油
- 法定色素
- マイクロビーズ
- 紫外線吸収剤
- 合成香料
これらの物質は、悪というわけではありませんが、頭皮への安全性を考えると無添加である方が頭皮にやさしいのは間違いありません。
肌に刺激を与えずに抜け毛や薄毛の症状を改善するサポートをしてくれる育毛剤の代表としては販売実績の高い「BUBKA ZERO(ブブカゼロ)」がおすすめです。
当サイトでもBUBUKA ZEROを使ったレビューをお伝えしていますので、参考になればと思います。
⇒ BUBUKA ZERO(ブブカゼロ)を使用したレビューページ
頭皮に傷や炎症が引き起こされている
育毛剤は、正常な状態の頭皮に塗布することが前提のヘアケア用品です。
そのため、頭皮に何かしらの傷や炎症が引き起こされた状態で育毛剤を塗布すると、かゆくなったりしみたりといったトラブルの原因になりやすいのです。
実店舗やネット通販で販売されている全ての育毛剤は、「頭皮環境が清潔な状態で使用しましょう」とパッケージや公式サイトで説明されています。
頭皮の傷や炎症は、普段のシャンプーなどでも引き起こされることがあります。
丁寧にケアしようとしてゴシゴシと頭皮を洗ったり、洗浄能力の高いシャンプーを使うことで、フケやかゆみ、頭皮の炎症の原因になってしまうことがあります。
もし頭皮に傷や炎症が起こっている時は、育毛剤の使用を極力控えましょう。
すでに頭皮ニキビができている場合は、炎症を抑えるために馬油を使ってみるのもおすすめです。
育毛剤の使用で頭皮がかゆくなった時の対策法
育毛剤の中に配合されている血行促進成分で頭皮がかゆくなったのであれば、好転反応だと捉えることができますのであまり心配はありません。
しかし、アレルギー性接触皮膚炎や刺激性接触皮膚炎で何かしらの成分が合っていない時は、早めに対策をすべきです。
以下では育毛剤の使用で頭皮がかゆくなった時に行うべき対策方法を紹介していますので、是非一度実践してみてください。
低刺激の育毛剤に変える
育毛剤による頭皮のかゆみは、配合成分による刺激やダメージが大きな原因です。
そこで、「頭皮がかゆい」「頭皮が赤い」といったトラブルが出ている方は、低刺激の育毛剤に変えましょう。
合わない育毛剤を使うことが頭皮ニキビの原因になることもあります。
どのような育毛剤が低刺激だと判断できるのか幾つか挙げてみました。
- 天然の成分や植物エキスだけで構成されている
- 香料や着色料などの添加物が配合されていない
- アレルギーテストやパッチテストが済んでいる
余計な添加物が配合されていない育毛剤ほど、頭皮のかゆみが出るリスクが少ないと頭に入れておくべきですね。
育毛剤の使い方を見直してみる
低刺激で乾燥肌や敏感肌でも使える育毛剤でも、使い方が間違っていると頭皮がかゆくなることがあります。
例えば、洗髪していない状態で育毛剤を塗布したり、髪の毛が濡れた状態で塗ったりすると肌トラブルが引き起こされる可能性が高いのです。
以下では、育毛剤を使用するに当たって押さえておきたいポイントをまとめてみました。
- シャンプーやトリートメントをしっかり落とす
- 洗髪後の頭皮を乾かした状態で塗布する
- 1回の使用量の目安をしっかりと守る
- 朝と晩の1日に2回のタイミングで使用する
- 塗布する前に頭皮に傷がないかチェックする
個人の使い方によって、安全に薄毛対策ができるのかどうかだけでなく効果についても変わりますよ。
別の記事で育毛剤の使い方について詳しく解説しています。
専門の皮膚科を受診する
育毛剤を変えたり一時的に使用を中止したりしても、頭皮のかゆみや炎症の症状がおさまらないのであれば、早めに専門の皮膚科を受診しましょう。
頭皮に塗布している育毛剤ではなく、別の原因で肌トラブルが引き起こされている可能性も十分にあります。
素人ではその正確な判断を下すことができませんので、これ以上かゆみの症状を悪化させないためにも、専門医の診察を受けて指示を仰ぐ方法が安全です。
頭皮にトラブルを抱えているなら育毛サプリを使うのも有効
育毛は継続して行う必要がありますから、安全に続けていくことはとても大切です。
肌に合わない育毛剤を使用し続けるのは問題です。
そんなときには、体の内側から対策できる育毛サプリがおすすめです。
薄毛に悩む人の多くは、頭皮環境の悪化だけでなく、栄養バランスの乱れも同時に抱えていることが多いです。
育毛サプリなら、普段の食事の中で不足している栄養素をバランス良く摂ることができるので、自信を持っておすすめすることができます。
当サイトでは、多くの育毛サプリを使用した経験から、おすすめの育毛サプリを比較しています。
よろしければ参考にしていただければと思います。