睡眠は脳や体を休ませる効果があり、生きていくうえで必要不可欠なものです。
また、睡眠時間は人により異なりますが、成人で一日7~9時間必要と考えられています。
これは一日の1/3に相当する時間になりますから、その効率によって大きく生活に影響が出ることになります。
また、睡眠は時間だけでなく、睡眠の質やタイミングが重要だとも言われています。
必要な睡眠時間
快眠ライフ.COMさんの記事によると
新生児 (1~2ヶ月) | 10時間~18時間(一日) |
乳児 (3~11ヶ月) | 10~13時間 + 数回の昼寝 |
幼児期 (1~3歳) | 12~14時間 |
4~6歳 | 10~13時間 |
6~12歳 | 10~11時間 |
13~18歳 | 8.5~9.5時間 |
成人 | 7~9時間 |
高齢者 | 7~9時間 |
となっています。しかし、現代人はここまでの睡眠時間を確保できている方は少ないかもしれません。
※ 快眠ライフ.COMさんでは睡眠について大変詳細に掲載されておりますので、詳しくはそちらでご確認ください。
睡眠と成長ホルモン
睡眠中には、脳下垂体前葉のGH分泌細胞から成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは191個のアミノ酸からなり、成長に関する作用と代謝をコントロールする作用があります。
- 骨の伸長
- 筋肉の成長
- 代謝促進
- 血糖値上昇
- 恒常性の維持
- 体脂肪動員の促進
- 体組織の修復・再生
などがあります。
この成長ホルモンは睡眠時間のうち、22時から2時に最も分泌されます。
また、時間だけでなく、質も大変大切になります。成長ホルモンは、ノンレム睡眠のときに多く分泌されます。
成長ホルモンと薄毛改善
成長ホルモンには、体組織の修復や再生機能や代謝促進効果がありますから、当然薄毛改善にとっても大変重要なものになります。
その他、肌の老化防止にもなりますので、薄毛改善対策だけでなくアンチエイジングとしても重要です。
お仕事などで睡眠時間を確保することは難しいかもしれませんが、できるだけ確保するように努めてください。